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ギマ フグ目・ギマ科



ギマ


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標準和名 ギマ(擬麻・義万)
分 類 フグ目・ギマ亜目・ギマ科・ギマ属
学 名 Triacanthus biaculeatus
英 名 Short-nosed tripodfish
分 布 インド洋や西太平洋など
生息環境 沿岸の砂泥底など
全 長 20~30cm 程度
別名・地方名 ツノコ(鹿児島)、ツノハゲ(高知)、ハリハゲ(三重)、ツノハゲ(和歌山)、その他・ツノコ、サンボンギリ、、ギッパなど
備 考 第一背びれ・4~5棘、第二背びれ・22~25軟条、しりびれ・16~22軟条
ギマはフグ目に属している海水魚で、西太平洋やオーストラリア東部からベンガル湾にかけてのインド洋やペルシャ湾などにも分布している。
国内では房総半島辺りから南の南日本で見られ、水深60m位までの内湾や沿岸域などに生息している。

体は楕円形で強く側扁していて、口は小さく、カワハギに似たような体つきをしている。
体色は銀灰色や灰色で、背部は青味を帯びている。
胸びれと尾びれは黄色く、背びれとしりびれも黄色っぽい。

第一背びれの基部は黒っぽく、第一棘は強靭で長い。
また、腹びれも1対の強大な棘になっていて、尾柄は細長く、尾びれは深く湾入している。

砂底や泥底などを好み、底生の無脊椎動物などを食べるが、幼魚は河口の汽水域やアマモ場でも見られる。
日本近海での産卵期は6~7月頃と言われていて、分離浮性卵を産卵する。

和名は、皮が硬くてザラザラしていることが、木綿を麻布のように硬くした様子に似ていることから付けられたと言われているが、ギマは滑りのある粘液も大量に出す。
また、棘も鋭いことから、ギマは定置網や底引き網などで他の魚と共に漁獲されるが、広く流通することはない。
しかし、釣りなどでも上がり、時に食用に利用されている。
白身の魚で、煮物や刺身、唐揚げや汁物、干物などに利用されるが、美味しいものとされていて、カワハギと同様、肝も食べることができる。
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