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モンガラカワハギ フグ目・モンガラカワハギ科



モンガラカワハギ


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標準和名 モンガラカワハギ (紋殻皮剥)
分 類 フグ目・モンガラカワハギ亜目・モンガラカワハギ科・モンガラカワハギ属
学 名 Balistoides conspicillum
英 名 Clown triggerfish
分 布 太平洋やインド洋など
生息環境 沿岸のサンゴ礁域や岩礁域など
全 長 30~50cm 程度
別名・地方名 ウエタカノメーカーハジャー(沖縄)、カッコベ、ホシフグなど
備 考 背びれ・第一背びれ・3棘、第二背びれ・24~27軟条、しりびれ・21~27軟条
モンガラカワハギは台湾からフィリピンなどの東シナ海や、ミクロネシアからニューカレドニアを経てタスマン海辺りまでの西太平洋に分布する海水魚で、国内では概ね本州から南に分布しているが、相模湾辺りより南で多く見られる。
また、インド洋にも分布していて、オーストラリア西海岸やモーリシャス、マダガスカルなどのほか、南アフリカ共和国にも分布している。

体は強く側扁していて、頭部は大きい。
口は小さいが口唇は厚く、体は粗い板状の鱗で覆われている。
鰓孔は小さく、尾柄には20個ほどの棘が大体3列に並んでいる。

3棘からなる第一背びれは強大で、その前には小さな棘が多数ある。
また、腹びれも棘のような突起状になっていて、同属のものと同様、鼻孔の下には縦溝が見られる。

体色は特徴的で、全体に黒っぽいが、体半分ほどには白色の大きな丸い斑が多数あり、背側には黄色い網目模様のような縞がある。
眼の前にはオレンジ色や黄色の筋があり、口の周りもオレンジ色や黄色をしているほか、尾びれの後縁は丸く、黒く縁取られている。

モンガラカワハギは、水深50m辺りまでの沿岸の岩礁域やサンゴ礁域、その周辺の砂底などに生息し、単独かペアで見られ、群れをつくることはない。
また、水深75m程のところにも生息していて、歯は鋭く、主に甲殻類や貝類、ウニや多毛類などを食べるが、藻類なども食べる。

昼間に活動し、夜間は岩穴やサンゴの隙間などで休むが、危険を感じると岩の隙間などに身を隠し、第一背びれと胸びれを立てて、引っ張り出されないようにしたりする。

モンガラカワハギは刺網や定置網などで、他の魚に混じって漁獲されるが、アミモンガラなどのようにシガテラ毒をもつものもあって、ふつうは食用には利用しない。
しかし、体色が綺麗なことから、幼魚は観賞用に利用されることがある。
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