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ブラインドケーブ・フィッシュ カラシン目・カラシン科



ブラインドケーブ・フィッシュ


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標準和名 ブラインドケーブ・フィッシュ (ブラインドケーブ・カラシン)
分 類 カラシン目・カラシン科
学 名 Astyanax jordani
英 名 Blind Cave Tetra / Cave tetra
分 布 アメリカ合衆国やメキシコなど
生息環境 淡水域の洞窟など
全 長 8~10cm 程度
備 考 国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト・絶滅危惧種(VU)
ブラインドケーブ・フィッシュ(ブラインドケーブ・カラシン)は、名前のように、眼が完全に退化してしまっている淡水魚としてよく知られている。
アメリカ合衆国・テキサス州からメキシコ、パナマにかけてに分布しているテトラの仲間で、ピラニアなどと同じ、カラシン科に属している。

体は長い楕円形で、タナゴ類のような印象を受けるが、脂びれがある。
背びれの基底は短く、尾びれは二叉していて、上下両葉の先は丸い。

体色は色素を欠いていて、全身が赤みを帯びた白色で、メタリックな感じがする。
また、各ひれにも色はないが、鰓や発達した側線が赤く見える。

ブラインドケーブ・フィッシュは、地中にある湖や深い洞窟内を流れる川などに生息しているが、眼の部分は鱗に覆われていて、まったく物を見ることができない。
これは、光が入らない暗闇の洞窟で生活しているため眼が退化したものだが、卵の中での発生過程では発眼期があり、眼をもっている。
しかし、孵化した時には鱗で覆われていて、やがては体内に再吸収されてしまう。

視覚はまったく失われているが、嗅覚や側線がよく発達していて、障害物を避け、巧みに餌をとらえることができる。
食性は動物性で、水生昆虫や小型の甲殻類、イトミミズなどを食べる。

この他、ブラインドケーブ・フィッシュは、メキシカンテトラ(Mexican tetra / A. mexicanus )から進化したものと言われているが、生息地が限られていることもあり、生息数の減少が心配されている。

国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(2.3)では絶滅危惧種(VU)として指定されているが、生息環境の保護などが必要と言われている。
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