ハオコゼ

ハオコゼ カサゴ目・ハオコゼ科



ハオコゼ


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標準和名 ハオコゼ(葉鬼虎魚)
分 類 カサゴ目・ハオコゼ科 ・ハオコゼ属
学 名 Hypodytes rubripinnis
英 名 Redfin velvet fisf / Tiny Stinger
分 布 関東から南日本、朝鮮半島など
生息環境 岸近くの岩礁域など
全 長 7~10cm 程度
別名・地方名 オコオジン(千葉)、アカオコゼ・アカゴ(和歌山)、ハナオコゼ(富山)、ヒオコゼ(広島)、ベニオコゼ(長崎)、アカオコゼ(愛媛)、エノシマオコゼ(鹿児島)、その他・オコゼなど
備 考 背びれ・14~15棘6~7軟条、しりびれ・3棘3~4軟条、側線孔・17~20
ハオコゼはカサゴ目に属する海水魚で、関東より南の日本各地、朝鮮半島の岸近くに分布している。

体色は白色や淡い灰色、青味や赤みを帯びた灰色などで、体側には茶褐色や暗褐色の斑が散らばっている。
各ひれは英名のように赤っぽく、小さな暗色の斑点が多数見られる。
また、鱗は微小で、皮下に埋もれている。

他のオコゼのように、背びれや胸びれなどには毒のある棘があり、これに刺されるとかなり痛む。

岸近くの水深の浅い岩礁域や藻場に生息し、主に小型の甲殻類などを食べる。

アジモやホンダワラなどの間に群れていることが多いが、ハオコゼは磯の潮溜まりなどでも普通に見られる。
また、防波堤や磯釣りなどでも他の魚に混じって釣れることも多く、海水浴場にいることもある。

ハオコゼは普通は食用にしないが、地域によっては市場に並ぶところもあり、から揚げなどのほか、味噌汁や鍋物などにされる。

産卵期は7~8月頃。


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