クロオビマツカサ

クロオビマツカサ キンメダイ目・イットウダイ科



クロオビマツカサ


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標準和名 クロオビマツカサ
分 類 キンメダイ目・イットウダイ亜目・イットウダイ科・アカマツカサ亜科・アカマツカサ属
学 名 Myripristis kuntee
英 名 Shoulderbar soldierfish
分 布 日本や西・中部太平洋、インド洋など
生息環境 沿岸の岩礁域など
全 長 15~20cm 程度
別名・地方名 アカユー、アカイユー(沖縄)など
備 考 背びれ・11棘15~17軟条、しりびれ・4棘14~16軟条
クロオビマツカサは、日本からミクロネシア、ニューカレドニア辺りにかけての西太平洋から、サモアやトンガ、フィジーなどの中部太平洋に分布しているイットウダイの仲間で、ハワイ諸島にも分布している。

国内では土佐湾から南で見られるが、セイシェルやマダガスカル、モーリシャスやソマリア、モザンビークや南アフリカ共和国などのインド洋にも分布している。

体は側扁していて眼は大きく、下顎の先は上顎よりも突き出ている。
他の同属のものに比べると鱗は小さく、側線有孔鱗数は37~44と多い。

体色は薄い赤色で、「クロオビ」の名前は、鰓蓋膜と胸びれ基部の黒色帯が繋がっていることから付けられている。

一見してアカマツカサとはよく似ているが、アカマツカサの黒色帯はふつう繋がっていないことや、体色も鮮やかな赤色であるなどの違いがある。

また、ウロコマツカサナミマツカサなどにもよく似ているが、ウロコマツカサの尾びれ上下両葉の端や背びれ、しりびれの端は黒っぽく、ナミマツカサとも鱗の大きさ(側線有孔鱗数はアカマツカサ・28~31、ナミマツカサ・28~29)などで見分けることができるとされている。

しかし、互いによく似ているほか個体差などもあり、外見だけで判別するのは難しい。

クロオビマツカサは、岩礁域やサンゴ礁域などに生息していて、アカマツカサなどと一緒にいることも多い。
主に夜間に活動し、昼間は岩陰や岩穴などに隠れているが、曇った時などは昼間も動きまわる。

また、群れで生活していて、水深65m辺りまで見られるが、水深25m辺りまでに多い。
主に甲殻類や小魚などを食べ、大きいものでは25cm程に成長する。

クロオビマツカサは、他の魚と共に刺し網や釣りなどで獲られ、食用に利用される。
広く流通することはないが、アカマツカサなどと同じように扱われ、美味しいものとされている。


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