スミレナガハナダイ

スミレナガハナダイ ススズキ目・ハタ科

スミレナガハナダイ

スミレナガハナダイ 1スミレナガハナダイ 2スミレナガハナダイ 3スミレナガハナダイ 4

標準和名 スミレナガハナダイ (菫長花鯛)
分 類 スズキ目・スズキ亜目・ハタ科・ハナダイ亜科・ナガハナダイ属
学 名 Pseudanthias pleurotaenia
英 名 Square-spot fairy basslet
分 布 西・中部太平洋など
生息環境 沿岸の岩礁域など
全 長 12~20cm 程度
備 考 背びれ・10棘16~18軟条、しりびれ・3棘6~7軟条
スミレナガハナダイは東シナ海や南シナ海、アラフラ海やグレートバリアリーフ、ミクロネシアなどの西太平洋や、ライン諸島などの中部太平洋に分布しているハタ科の海水魚で、国内では琉球諸島などの南日本に分布している。

体は長い楕円形で、側扁している。
背びれの基底は長く、尾びれは深く2叉している。
また、吻は短く、口は小さい。

スミレナガハナダイは雌雄同体で、雌性先熟の性転換を行うことが知られている。
サクラダイクエキュウセンなどの様に、群れの中で一番大きな個体だけが雄として成熟する。
この雄がいなくなると、群れの中のいちばん体の大きな雌が雄へと性転換し、同じ群れを維持していく。

雄の体色は赤味のあるオレンジ色で、体側には四角形の紫色の斑がある。
雌はオレンジ色で眼から体側下方にかけて紫色の縦筋が見られる。

一見すると、アカオビハナダイの雄に似た感じがするが、スミレナガハナダイの体側の斑は紫色で、四角い形をしているのに対して、アカオビハナダイの雄の斑は濃い赤色をしている。

多くは水深20~70m程の潮通しのよいサンゴ礁などに小さな群れで生息しているが、水深180m辺りにも生息していて、甲殻類や動物プランクトンなどを食べる。

スミレナガハナダイは、体色がきれいなので観賞用に利用されることはあるが、ふつうは食用には利用されない。

●ハタ科の魚類へ
●このページの先頭へ
スミレナガハナダイ 5 スミレナガハナダイ 6 スミレナガハナダイ 7