アベニー・パファー フグ目・フグ科 |
標準和名 | アベニー・パファー | |||
分 類 | フグ目・フグ科・カリノテトラオドン属 | |||
学 名 | Carinotetraodon travancoricus | |||
英 名 | Dwarf pufferfish | |||
分 布 | インド南西部 | |||
生息環境 | 流れの緩やかな河川など | |||
全 長 | 3~4cm 程度 | |||
保護状況 | 国際自然保護連合(IUCN)レッドリスト・絶滅危惧種(VU) | |||
アベニー・パファーはフグ科に属する魚だが、河川に生息するフグで、世界最小の淡水フグとして知られている。 体型は所謂フグ型で、目は大きく、体色は黄色や緑色を帯びた黄色で、背側には暗色の斑が見られる。 インド南西部のパンバ川などに生息し、純淡水域のみで見られ、汽水域などでは見られない。 自然下での詳しい食性や習性などは分かっていないが、群れで生活し、動物プランクトンの他、小型の甲殻類や軟体動物を食べていると考えられている。 また、飼育水槽などでは、水生植物の間などに産卵し、卵は水温27℃で5日程で孵化している。 アベニー・パファーは小さいために食用にされることはないが、観賞魚として捕獲される。 しかし、生息地の開発や販売目的の乱獲の為、現在は国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに絶滅危惧種(VU)として指定され、国際的に保護されている。 フグ科の魚類へ / このページの先頭へ |