ショートノーズ
クラウンテトラ

ショートノーズ・クラウンテトラ カラシン目・ディスティコドゥス科



ショートノーズ・クラウンテトラ


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標準和名 ショートノーズ・クラウンテトラ
分 類 カラシン目・ディスティコドゥス科
学 名 Distichodus sexfasciatus
英 名 Sixbar distichodus
分 布 アフリカ中央部辺り
生息環境 河川や湖など
全 長 50~75cm 程度
備 考 背びれ・24~25軟条、しりびれ・14~15軟条
ショートノーズ・クラウンテトラは、カメルーンからコンゴ共和国、コンゴ民主共和国を経て、タンザニア辺りまで分布しているカラシン目の淡水魚で、アンゴラの北部などにも分布している。

体は長い卵形で、側扁している。
体高は高いが頭部は小さく、吻は長くて突き出ている。
また、脂鰭があり、尾びれは深く湾入している。

体色は、幼魚や若いものでは赤褐色から赤みを帯びた黄色やオレンジ色のような色合いで、各鰭も赤っぽく、体側には6~7本の黒っぽい横帯がある。
しかし、成長と共に全体に黒っぽくなり、横帯もぼやけたように見える。

ショートノーズ・クラウンテトラは、コンゴ川流域やルアラバ川流域、 タンガニーカ湖流域などの河川や湖に生息していて、河川では底層、湖では沿岸域で多く見られる。
甲殻類や昆虫類、多毛類のほか、水生植物なども食べ、自然下では群れをつくって生活しているが、成長と共に縄張り意識が強くなると言われている。

この他、寿命は10年以上と言われていて、幼魚は観賞用に利用されることがある。


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