シルバープロキロダス カラシン目・プロキロダス科 |
標準和名 | シルバープロキロダス | |||
分 類 | カラシン目・プロキロダス科 | |||
学 名 | Semaprochilodus taeniurus / Curimatus taeniurus / Prochilodus taeniurus | |||
英 名 | Silver prochilodus | |||
分 布 | 南米のアマゾン川流域など | |||
生息環境 | 河川や湖など | |||
全 長 | 20~24cn 程度 | |||
シルバープロキロダスはアマゾン川流域ではもっとも普通に見られるカラシン目の淡水魚で、湖や池を含む淡水域に広く分布している。 体は側扁していて、背びれの基部がもっとも高い。 目は大きく、脂鰭があり、体色は銀色で、胸びれは赤っぽい色をしている。 この事からレッドフィン・プロキロダスとも呼ばれることがあるが、尾びれも赤っぽいものが見られる。 しかし、尾びれやしりびれには何本かの黒っぽい縞が見られるが、尾びれが黄色と黒の縞になっているものや、しりびれが赤っぽいものなども見られ、変化がある。 倒木や隠れ場所となる岩のあるような低層に生息し、主に藻類や水生植物のほか、デトリタスなどを食べる。 シルバープロキロダスは食用に利用され、中央アマゾンでは、本種とキッシングプロキロダス(S. insignis/S. theraponura)とで漁獲量の85パーセントを占めると言われている。 また、シルバープロキロダスは観賞用に利用されることがあるほか、キッシングプロキロダスなどともにカラープロキロダスなどと呼ばれることもあり、5年以上の寿命があると言われている。 プロキロダス科の魚類へ / このページの先頭へ |