ウケグチイットウダイ キンメダイ目・イットウダイ科 |
標準和名 | ウケグチイットウダイ (受口一等鯛) | |||
分 類 | キンメダイ目・イットウダイ亜目・イットウダイ科・イットウダイ亜科・ウケグチイットウダイ属 | |||
学 名 | Neoniphon sammara | |||
英 名 | Blood-spot squirrelfisf | |||
分 布 | インド洋や西太平洋など | |||
生息環境 | 沿岸の岩礁域など | |||
全 長 | 20~25cm 程度 | |||
別名・地方名 | ヨロイ(高知)など | |||
備 考 | 第一背びれ・10棘、第二背びれ・1棘11~12軟条、しりびれ・4棘7~8軟条、側線有孔鱗数は39~43 | |||
ウケグチイットウダイはインド洋や紅海、西太平洋などに分布しているイットウダイの仲間で、国内では和歌山辺りより南に分布している。 体はやや長くて側扁し、吻は長くて口は小さい。 また、下顎は上顎よりも長く、受け口になっていることから名前が付けられている。 前鰓蓋骨の後縁に1本の棘があり、尾びれは深く切れ込んでいる。 体色は銀白色で、体側には褐色の縦帯が多数見られる。 また、尾びれの上下縁なども暗色で、第一背びれの第1から第4棘の鰭膜には黒色の斑も見られる。 浅い岩礁域やサンゴ礁域などに生息し、小魚や甲殻類などを食べる。 岩棚の下などのような暗所に多く、数十尾で群れることもある。 ウケグチイットウダイは釣りや刺網などで獲られ、食用に利用される。 イットウダイ科の魚類へ / このページの先頭へ |