ジャイアントダニオ

ジャイアントダニオ コイ目・コイ科



ジャイアントダニオ


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標準和名 ジャイアントダニオ
分 類 コイ目・コイ科
学 名 Devario malabaricus
英 名 Malabar danio
分 布 インド西部やスリランカなど
生息環境 山地や平野部の川や貯水池など
全 長 8~10cm 程度
備 考 背びれ・3棘9軟条、しりびれ・2棘5軟条
ジャイアントダニオはインド西部やスリランカなどの淡水域に分布しているコイ科の魚で、幾つかの地域個体群が知られている。

体はやや細長く、側扁している。
口は小さく、上向きについていて、体高は背びれの基部でもっとも高くなっている。

体色はメタリックな黄色のような色合いで、体側には、はっきりとした青い縦縞が何本か見られる。

山地の急流部から流れの緩やかな小川や貯水池など、様々な環境に生息しているが、水深の浅い流れのあるようなところで多く見られる。
群れをつくり水面近くで生息していて、水生昆虫や落下昆虫、デトリタスなどを食べ、大きいものでは12cm程に成長するものも見られる。

また、卵は明るいオレンジ色の粘着卵で、大雨の後、植物の茂る浅瀬で産卵される。
卵は5日程で孵化するが、親は卵を食べる習性がある。

ジャイアントダニオは体色が綺麗なことから、世界中で観賞用に利用されている。

尚、以前は本種のシノニム(同義語)と考えられていた「Devario aequipinnatus」は、現在では別種とされていて、インドやネパール、インドシナなどに分布している。


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