シノドンティス
プレウロプス

シノドンティス・プレウロプス ナマズ目・サカサナマズ科



シノドンティス・プレウロプス


シノドンティス・プレウロプス 1シノドンティス・プレウロプス 2シノドンティス・プレウロプス 3

標準和名 シノドンティス・プレウロプス
分 類 ナマズ目・サカサナマズ科・シノドンティス属
学 名 Synodontis pleurops
英 名 Congo squeaker
分 布 コンゴ盆地
生息環境 河川の本流や支流など
全 長 20~25cm 程度
シノドンティス・プレウロプスは、カメルーンやコンゴ民主共和国、コンゴ共和国にかかるコンゴ盆地に分布しているナマズの仲間で、サカサナマズ科に属している。

体は側扁しているが、頭部は縦扁していて大きく、吻は尖っている。
眼は大きく、上顎に1対、下顎に2対のヒゲがあり、上顎のものは長い。

体高は背びれの起部でもっとも高く、尾びれは大きくて、二叉している。
背びれの基部は短いが高く、脂鰭がある。

体色は褐色や淡褐色で暗色の斑があるが、腹側は白っぽい色をしている。
また、尾びれの上下には暗色の帯があるが、成長と共に体の斑は不明瞭になっていき、固体によっても斑の様子などは違っている。

シノドンティス・プレウロプスは、コンゴ川上流域から中流域、ザイール川上流域など生息していて、主に藻類や植物質のものを食べると言われている。
主として夜行性で、日中は岩陰や沈下した倒木の陰や植物の根の間に隠れていることが多い。

繁殖期は雨季で、繁殖はペアで行われると言われていて、大きいものでは全長32cm程に成長する。

このほか、シノドンティス・プレウロプスは観賞用に利用されることがある。


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