イエローヘッド・ジョーフィッシュ スズキ目・アゴアマダイ科 |
標準和名 | イエローヘッド・ジョーフィッシュ | |||
分 類 | スズキ目・アゴアマダイ科 | |||
学 名 | Opistognathus aurifrons | |||
英 名 | Yellowhead jawfish | |||
分 布 | 西部大西洋 | |||
生息環境 | 砂底や砂利底など | |||
全 長 | 10cm 程度 | |||
備 考 | 背びれ・11棘15~16軟条、しりびれ・3棘14~15軟条 |
イエローヘッドジョーフィッシュはメキシコ湾からカリブ海に分布しているアゴアマダイ科の海水魚で、南緯10度辺りのブラジルでも見られる。 体は細長く、頭部は丸みを帯びている。 口は大きく、背びれやしりびれの基底は長く、尾びれの後縁は丸い。 体色は頭部が黄色く、これが英名にもなっているが、各ひれを含め、体は青色や薄い紫色のような色をしている。 水深3~40m程のところに見られ、砂底や細かな砂利底、砕けた珊瑚の混じる砂底などに、縦に伸びる巣穴をつくって生活している。 この巣穴は、小石や貝殻、砕けた珊瑚などを大きな口で運んできて、周囲がよく補強されている。 あまり遊泳することはなく、巣穴の周りでホバリング(立ち泳ぎ)をしていることもあるが、巣穴から頭だけを出していることが多い。 また、雄は孵化するまで口内で卵を守る習性がある。 イエローヘッドジョーフィッシュは食用に利用されることはないが、観賞用に利用されたりする。 |
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