ベニキツネベラ

ベニキツネベラ ススズキ目・ベラ科

ベニキツネベラ

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標準和名 ベニキツネベラ
分 類 スズキ目・べラ亜科・ベラ科
学 名 Bodianus pulchellus
英 名 Spotfin hogfish
分 布 メキシコ湾からカリブ海など
生息環境 岩礁域やサンゴ礁域など
全 長 20cm 程度
別名・地方名 キューバンホグフィッシュ
備 考 背びれ・9棘10軟条、しりびれ・3棘12軟条
ベニキツネベラは、メキシコ湾からカリブ海にかけて分布しているべラの仲間で、国内では「キューバン・ホグフィッシュ(Cuban Hogfish)」と呼ばれることもあるが、英名では、ふつう「スポットフィン・ホグフィッシュ」と呼ばれている。

体は側扁していて、体高は背びれ基部でもっとも高くなっている。
尾柄は太く、背びれとしりびれの軟条部のはじめ辺りは長く伸び、尾びれの上下葉の先も長く伸びる。

体色は、幼魚では全身が黄色をしているが、成魚では赤色をベースに、口から尾びれの基部まで白い縦帯が見られる。
この縦帯の上には、背びれ後半から尾びれにかけて黄色をしている。
また、胸びれの先は黒色や暗赤色のような色をしている。

岩礁域やサンゴ礁域などに生息し、水深15~25m辺りで多く見られるが、水深120m辺りでも観察されている。
主に小型の甲殻類や貝類などを食べ、大きいものでは30cm近くに成長し、繁殖はペアで行われる。

ベニキツネベラは食用に利用されるほか、体色が綺麗なことから、観賞用に利用されることがある。

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