バージェス
バタフライフィッシュ

バージェス・バタフライフィッシュ　ススズキ目・チョウチョウウオ科


バージェス・バタフライフィッシュ
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標準和名 バージェス・バタフライフィッシュ
分 類 スズキ目・スズキ亜目・チョウチョウウオ科・チョウチョウウオ属
学 名 Chaetodon burgessi
英 名 Burgess' butterflyfish
分 布 西太平洋
生息環境 岩礁やサンゴ礁域など
全 長 15cm 程度
備 考 背びれ・13棘18～19軟条、しりびれ・3棘15～16軟条
バージェス・バタフライフィッシュは、フィリピンやインドネシア、パラオやミクロネシア、パプアニューギニアやソロモン諸島などの西太平洋に分布しているチョウチョウウオの仲間で、はっきりとした黒白の体色をしている。

体は円形で側扁し、体高は高い。
頭部の背縁はくぼんでいて、吻は突き出ていて、口は小さい。
背びれとしりびれの基底は長く、尾びれの後ろ縁は丸みを帯びている。

体色は白色で、背びれの起部辺りからしりびれ軟条部にかけては黒い。
頭部にも眼を通る黒い帯があり、背びれ起部の前から胸びれ辺りにかけても、はっきりとした黒い帯が見られる。
また、吻には黄色い斑がひとつある。

水深20～80m辺りの岩礁域やサンゴ礁域などに生息していて、珊瑚のポリプや小型の甲殻類、底性の無脊椎動物などを食べるが、藻類なども食べる。
普通は水深40m辺りより深いところで見られるが、一部の地域ではかなり浅く、単独やペアで見られる。

バージェス・バタフライフィッシュが食用に利用されているかは不明だが、観賞用に利用されることがある。
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