スダレチョウチョウウオ

スダレチョウチョウウオ ススズキ目・チョウチョウウオ科

スダレチョウチョウウオ

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標準和名 スダレチョウチョウウオ
分 類 スズキ目・スズキ亜目・チョウチョウウオ科・チョウチョウウオ属
学 名 Chaetodon ulietensis
英 名 Pacific double-saddle butterflyfish
分 布 西・中部太平洋など
生息環境 岩礁やサンゴ礁域など
全 長 18~20cm
備 考 背びれ・12~13棘23~25軟条、しりびれ・3棘19~21軟条
スダレチョウチョウウオは西部太平洋やハワイ諸島を除く中部太平洋などに分布していて、国内では相模湾辺りより南に分布している。

体は円形で側扁し、体高は高く、吻は突出していて先は尖っている。
背びれとしりびれの棘は強く、両ひれの後縁は丸い。

体色は淡い褐色を帯びたような感じで、眼を通る黒色の横帯があり、体側の背方にも2本の黒色の横帯が見られる。
背びれからしりびれにかけてと尾びれは黄色く、尾柄には黒い斑がある。
また、胸びれの基底は赤っぽく、尾びれの後縁は白っぽい。

水深20m位までのサンゴ礁の外縁などに生息し、底生動物や付着藻類などを食べる。
成魚はつがいでいることが多いが、群れをつくることもある。

スダレチョウチョウウオは体色がきれいなことから、ほかのチョウチョウウオのように観賞用に利用されることがある。

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