ブルーハムレット

ブルーハムレット ススズキ目・ハタ科

ブルーハムレット

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標準和名 ブルーハムレット
分 類 スズキ目・ハタ科・ヒメコダイ亜科・ハイポプレクルス属
学 名 Hypoplectrus gemma
英 名 Blue hamlet
分 布 メキシコ湾やカリブ海など
生息環境 沿岸の岩礁域など
全 長 13cm 程度
ブルーハムレットは、アメリカ合衆国のフロリダ州南部からキューバ、メキシコのユカタン半島にかけてのメキシコ湾に分布しているハタ科の海水魚で、バハマでも稀に見られる。

体は強く側扁していて、体高が高く、一見するとハタ科の仲間には見えない。
眼は大きく、吻は尖った感じで、下顎はやや突き出ている。
尾びれの後ろ縁は湾入していて、名前のように、体色は鮮やかな青色で、斑などは見られない。

水深3~20m辺りにかけてのサンゴ礁域や岩礁域に生息し、主に小型の甲殻類を食べるが、時には小魚なども食べる。
昼間は暗い岩陰や洞窟などに隠れていて、夕方から夜間にかけて活発に活動する。

また、ブルーハムレットは雌雄同体で、両方の生殖器をもっている。
しかし、自ら受精をすることはなく、繁殖はペアで行われる。

このほか、ブルーハムレットが食用に利用されるかは不明だが、時に観賞用に利用されることがある。

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