ヒメハゼ ススズキ目・ハゼ科 |
標準和名 | ヒメハゼ | |||
分 類 | スズキ目・ハゼ亜目・ハゼ科・ハゼ亜科・ヒメハゼ属 | |||
学 名 | Favonigobius gymnauchen | |||
英 名 | Whitebait goby | |||
分 布 | 西太平洋や東シナ海など | |||
生息環境 | 沿岸の磯や内湾など | |||
全 長 | 6~8cm 程度 | |||
別名・地方名 | ゴリ(高知)、ドンコ(有明海周辺)など(いずれも混称) | |||
備 考 | 第一背びれ・6棘、第二背びれ・1棘9軟条、しりびれ・1棘9軟条 |
ヒメハゼは西太平洋、朝鮮半島、渤海、黄海、東シナ海などに分布する小型のハゼで、国内では北海道辺りから西表島まで分布している。 体は細長くて側扁し、眼隔域は狭く、下顎は上顎よりもやや長い。 左右の腹びれは吸盤状になっていて、雄の第一背びれの第二棘はしばしば糸状に伸びる。 また、側線は見られず、鱗は櫛鱗をしているが、頭部に鱗はない。 体色は淡褐色で、暗褐色の小さな斑が密にある。 ふつうは体側中央に黒褐色の斑が4個程度見られ、小さいものほどはっきりとしている。 河口や干潟などのほか、水深10m位までの沿岸の浅場に生息し、ヒメハゼは渚などでも見られる。 アマモの多い砂底や砂泥底に多く、5~9月頃に二枚貝の殻に卵を産み付ける。 |
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