オウゴンニジギンポ

オウゴンニジギンポ ススズキ目・イソギンポ科

オウゴンニジギンポ

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標準和名 オウゴンニジギンポ
分 類 スズキ目・ギンポ亜目・イソギンポ科・ヒゲニジギンポ属
学 名 Meiacanthus atrodorsalis
英 名 Forktail blenny
分 布 太平洋やインド洋など
生息環境 浅い岩礁域やサンゴ礁域など
全 長 7~10cm 程度
備 考 背びれ・4棘25~28軟条、しりびれ・2棘15~18軟条
オウゴンニジギンポはイソギンポの仲間で、日本から東シナ海、南シナ海を経て、アラフラ海や珊瑚海、ミクロネシアなどの西太平洋のほか、サモアやフィジーなどの中部太平洋に分布している。
国内では、和歌山辺りから南で見られるが、ティモール海などのインド洋側にも分布している。

体は側扁していて細長く、背びれとしりびれの基底は長い。
尾びれの上下両葉の先は伸び、下顎の犬歯は大きく、毒をもっている。
また、雄は雌よりも大きくなる傾向がある。

体色は、体前半部が青っぽく、後半部にかけては黄色をしているが、地域によって変化がある。
しかし、背びれ基部から眼を通る濃藍色のはっきりとした縞があり、背びれには黒い帯が見られる。
また、尾びれの上下縁は黄色い色をしている。

水深30m辺りまでのサンゴ礁域や岩礁域に生息していて、動物プランクトンや小型の無脊椎動物などを食べる。
多くは単独やペアで見られるが、時に小さな群れをつくることもある。

オウゴンニジギンポが食用に利用されるかは不明だが、観賞用に利用されることがある。

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