ジュリドクロミス・オルナータス ススズキ目・カワスズメ科 |
標準和名 | ジュリドクロミス・オルナータス | |||
分 類 | スズキ目・カワスズメ科 (シクリッド科) | |||
学 名 | Julidochromis ornatus | |||
英 名 | Golden julie | |||
分 布 | アフリカ・タンガニーカ湖 | |||
生息環境 | 岩場など | |||
全 長 | 8cm 程度 |
ジュリドクロミス・オルナータスは、アフリカのタンガニーカ湖に分布しているカワスズメの仲間で、タンガニーカ湖の固有種とされている。 多くは湖の北部に分布しているが、湖の南部にも一部が分布している。 体は細長く、側扁し、下顎よりも上顎の方が突き出ている。 背びれの基底は長く、尾びれの後縁は丸い。 また、雌の方が少し体が大きい。 体色は白色で、体側中央から背部にかけて、三本のはっきりとした黒色の縦帯が見られる。 この内の一本は吻から尾柄まで伸びていて、尾びれの基底辺りには同色の斑がある。 普段は岩場で単独で生活していて、岩穴や岩の割れ目などの周辺に縄張りをもっている。 性質はおとなしいと言われているが、同種に対しては特に縄張り意識が強い。 小型の甲殻類や昆虫の幼虫、藻類などを食べ、繁殖はペアで行われ、石の下や岩の割れ目などに産卵する。 ジュリドクロミス・オルナータスが食用に利用されるかは分からないが、国内では観賞用に利用されることがある。 |
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