クロユリハゼ ススズキ目・クロユリハゼ科 |
標準和名 | クロユリハゼ | |||
分 類 | スズキ目・ハゼ亜目・オオメワラスボ科・クロユリハゼ亜科・クロユリハゼ属 | |||
学 名 | Ptereleotris evides | |||
英 名 | Blackfin gudgeon | |||
分 布 | インド洋や西太平洋など | |||
生息環境 | サンゴ礁や岩礁域など | |||
全 長 | 9~10cm 程度 | |||
備 考 | 第一背びれ・9棘、第二背びれ・1棘24~26軟条、しりびれ・1棘24~26軟条 |
クロユリハゼはインド洋や西太平洋などに分布し、国内では千葉辺りより南に分布している。 体は細長くて側扁し、第二背びれとしりびれは相対している。 尾びれは湾入していて、頭部には鱗がないが、体側には小さな円鱗がある。 体色は青みを帯び、後半は暗色をしている。 幼魚は尾柄の下方には黒色の斑が見られ、第二背びれとしりびれも黒っぽい。 サンゴ礁や岩礁域、その周辺などの砂泥底に生息し、動物プランクトンなどを食べる。 また、幼魚の間は群れをつくって生活しているが、成魚では単独かペアで見られることが多い。 ハゼ類とは違い、泳ぐ時は底から離れて、サンゴ上の中層辺りを泳ぐ。 クロユリハゼは釣りなどで上がることがあるが、食用に利用されることはほとんどない。 尚、クロユリハゼはスズキ目・オオメワラスポ科に分類されていたが、現在は独立したクロユリハゼ科に分類されている。 |
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