ムロランギンポ ススズキ目・タウエガジ科 |
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標準和名 | ムロランギンポ (室蘭銀宝) | |||
分 類 | スズキ目・ゲンゲ亜目・タウエガジ科・ムロランギンポ属 | |||
学 名 | Pholidapus dybowskii | |||
英 名 | Dybowsky's gunnel | |||
分 布 | 日本海からオホーツク海など | |||
生息環境 | 沿岸の岩礁域など | |||
全 長 | 40cm 程度 | |||
別名・地方名 | ガズ、ギンポ(混称)など | |||
備 考 | 背びれ・60~65棘、しりびれ・2棘38~41軟条 |
ムロランギンポはフサギンポなどと同じ仲間で、日本海からオホーツク海にかけて分布し、国内では北海道に分布している。 体は細長くて側扁し、腹びれはなく、背びれは全て棘条で形成されている。 また、体は微小な円鱗で覆われているが、頭部に鱗はない。 体色は暗褐色で、ふつうは背びれの前部に1~2個の黒色斑が見られるが、体色には変化があり、赤味の強いものや黄色っぽいものなども見られる。 沿岸の岩礁域などに生息しているが、水深150m近くでも見られる。 底性の魚で、海草の多い藻場などに多く見られ、全長20cm程度のものが多い。 ムロランギンポは地引網や底刺し網などで他の魚に混じって漁獲されるが、普通は食用に利用しない。 |
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