ブラックアロワナ アロワナ目・アロワナ科 |
標準和名 | ブラックアロワナ | |||
分 類 | アロワナ目・アロワナ亜目・アロワナ科・アロワナ亜科・アロワナ属(オステオグロッサム属) | |||
学 名 | Osteoglossum ferreirai | |||
英 名 | Black arowana | |||
分 布 | 南アメリカ | |||
生息環境 | 河川の流れのないような水域など | |||
全 長 | 60~90cm 程度 | |||
ブラックアロワナは、ブラジルからコロンビアにかけて流れるネグロ川や、支流のブランコ川、ガイアナのエセキボ川上流域などに自然分布する淡水魚で、大きいものは1mを超えるとされている。 体は強く側扁していて、細長い。 口は大きく、上向きに開いていて、下顎には2本のヒゲがある。 背びれやしりびれの基底は長いが、尾びれは小さい。 また、鱗は大きく、青色や赤色の輝きが見られる。 体色は、成魚では銀色をしているが、名前は幼魚の体色から付けられていて、幼魚は黒色で、体側には黄色い縦縞が入っている。 シルバーアロワナとはよく似ているが、ブラックアロワナの背びれやしりびれ、尾びれなどは青黒っぽく、黄色や赤色の縁取りが見られる。 流れのないような水域の水面近くで生活していて、小魚や甲殻類、水生昆虫や落下昆虫などを食べる。 また、水中から飛び出して獲物をとらえるほか、ブラックアロワナはより大きな獲物を狙う習性があり、小鳥や、時には小さなサルなどをとらえることもある。 このほか、ブラックアロワナはシルバーアロワナと同様、卵は雄が口の中で保護する習性がある。 寿命は自然下で10年以上と言われていて、飼育下では一般に長くなる。 ブラックアロワナは、生息地では食用に利用される事があると言われているが、国内では観賞用に利用されることがある。 アロワナ科の魚類へ / このページの先頭へ |