スポッテッドバラムンディ

スポッテッドバラムンディ アロワナ目・アロワナ科



スポッテッドバラムンディ


スポッテッドバラムンディ 1スポッテッドバラムンディ 2

標準和名 スポッテッドバラムンディ
分 類 アロワナ目・アロワナ亜目・アロワナ科・アロワナ亜科
学 名 Scleropages leichardti
英 名 Saratoga (fish) / Spotted bonytongue / Spotted saratoga / Southern saratoga
分 布 オーストラリア
生息環境 河川や沼など
全 長 50~100cm 程度
スポッテッドバラムンディは、所謂アロワナの仲間で、オーストラリアのクイーンズランド州のフィッツロイ川水系に分布している。

体は側扁していて細長く、口は上向きについている。
胸びれは大きく、背びれとしりびれは体の後半についていて、鱗は大きくて硬い。
また、体色は銀色で、鱗には薄い赤色の斑が見られ、下顎には一対の短いヒゲがある。

河川や沼などに生息していて、流れの緩やかなところや、流れのないような水域で生活している。
また、岸近くの水生植物が繁茂する、濁ったようなところを好む傾向がある。

食性は肉食性で、水面近くを遊泳していて、水生昆虫や落下昆虫のほか、魚類やカエル、ザリガニなどを食べ、大きいものでは、全長1m程に成長する。
気性は荒く、普段は単独で生活していて、縄張り意識は強い。

繁殖は水温20℃~23℃の間で、雨季の前に行われる。
卵は口中で守られるが、シルバーアロワナやアジアのアロワナなどとは違って、スポッテッドバラムンディは雌が卵を守る習性がある。

この他、スポッテッドバラムンディは釣りの対象魚になっているが、食用にはほとんど利用されず、観賞用などに利用される。


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