ホシガレイ

ホシガレイ カレイ目・カレイ科



ホシガレイ


ホシガレイ 1ホシガレイ 2ホシガレイ 3ホシガレイ 4

標準和名 ホシガレイ (星鰈)
分 類 カレイ目・カレイ亜目・カレイ科・カレイ亜科・マツカワ属
学 名 Verasper variegatus
英 名 Spotted halibut
分 布 日本や朝鮮半島、東シナ海など
生息環境 沿岸の砂底や泥底など
全 長 全長 60cm 程度
別名・地方名 マッカ(横浜)、ヤイトガレ(神戸)、ヤマブシ(敦賀)、その他・ヤマブシガレイ、モンガレイなど
ホシガレイはピョートル大帝湾から朝鮮半島、東シナ海などにかけて分布している大型のカレイで、国内では本州中部より南に多いが、北海道にも分布している。

体は所謂カレイ型で、口はやや大きい。
有眼側には褐色や暗褐色の斑が散在し、背びれやしりびれ、尾びれには黒色の班が見られるが、無眼側は褐色で、斑などは見られない。

一見するとマツカワなどに似ているが、ホシガレイの背びれやしりびれの斑は不明瞭で丸みを帯びているのに対して、マツカワの背びれやしりびれの斑は帯状で、鰭の外縁まで通っている。

沿岸の砂底や泥底などに生息していて、水深100m辺りまで見られる。
底性の魚で、甲殻類やゴカイ類のほか貝類などを食べる。

九州西岸などの西日本での産卵期は1~2月頃で、分離浮性卵を産卵する。

ホシガレイは刺し網などで獲られ、食用として流通している。
刺身や塩焼きなどのほか、煮つけやフライなどに利用され、美味しいものとされている。
また、旬は秋から冬と言われているが、漁獲量が少なく、高級魚として扱われている。


カレイ科の魚類へ / このページの先頭へ