ランプリクティス
タンガニカヌス

ランプリクティス・タンガニカヌス カダヤシ目・キプリノドン科



ランプリクティス・タンガニカヌス


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標準和名 ランプリクティス・タンガニカヌス
分 類 カダヤシ目・キプリノドン科
学 名 Lamprichthys tanganicanus
英 名 Tanganyika killifish
分 布 アフリカ・タンガニーカ湖
生息環境 湖岸の岩場など
全 長 8~12cm 程度
ランプリクティス・タンガニカヌスは、ブルンジやコンゴ民主共和国、タンザニア、ザンビアなどに渡るアフリカ・タンガニーカ湖の固有種で、タンガニーカ湖では唯一のメダカ類とされている。

体は細長くて側扁し、しりびれの基底は長い。
尾びれの後縁はやや湾入、全体にメダカのような体つきをしている。
体色は銀色で、鰭は黄色っぽいが、成熟した雄の体色は鮮やかな青味を帯びている。

ランプリクティス・タンガニカヌスは、湖岸に近い浅い岩場などで見られるが、沖合いで群れをなしていることある。

主に昆虫類や甲殻類などを食べ、大きいものでは全長12cm程に成長し、アフリカに分布するメダカ類の中では、もっとも大きいと言われている。

産卵は、岩や流木の裂け目などに卵を産みつけ、およそ2週間程で孵化する。
飼育下での寿命は、4年以上生きることが知られている。

この他、ランプリクティス・タンガニカヌスは食用に利用されているが、時に観賞用に利用されることがある。
また、コンゴ民主共和国とルワンダにまたがるキブ湖に導入されている。


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