シルバーバルブ (シルバーバーブ) コイ目・コイ科 |
標準和名 | シルバーバルブ (シルバーバーブ) | |||
分 類 | コイ目・コイ科 | |||
学 名 | Barbonymus schwanenfeldii / Barbus schwanenfeldii | |||
英 名 | Tinfoil barb | |||
分 布 | メコン川やチャオプラヤ流域、マレー半島など | |||
生息環境 | 河川や運河、小川など | |||
全 長 | 20~35cm 程度 | |||
備 考 | 背びれ・3棘8軟条 | |||
シルバーバルブはメコン川とチャオプラヤ流域やマレー半島、スマトラとボルネオ島などに分布しているコイ科の淡水魚で、幾つかのシノニム(同義語)が付けられている。 体は側扁していて、体高は高い。 吻は短くて、口は小さく斜めについている。 また、背びれの棘条は長く、尾びれは大きくて二叉している。 名前のように、体色は銀色で、各ひれは赤色やオレンジ色をしている。 この為、国内ではレッドフィンバルブなどと呼ばれることもあり、大きなものは、体色が銀色や金色で、尾びれや背びれは真っ赤になる。 また、背びれには黒色の斑や尾びれには黒色の筋などが見られる。 大きな河川に生息しているが、運河や小川、排水溝などでも見られる。 群れをつくって生活し、主に水生植物や藻類などを食べるが、小魚や甲殻類、水生昆虫やワーム類なども捕え、8~10年程の寿命があるとされている。 シルバーバルブは原産地では食用に利用されているが、国内などでは観賞用などに利用されている。 この他、レッドフィン・ジャイアントバルブと呼ばれるものがいるが、こちらは全長50~60cm程に成長する。 コイ科の魚類へ / このページの先頭へ |