ミゾレチョウチョウウオ ススズキ目・チョウチョウウオ科 |
標準和名 | ミゾレチョウチョウウオ (霙蝶々魚) | |||
分 類 | スズキ目・スズキ亜目・チョウチョウウオ科・チョウチョウウオ属 | |||
学 名 | Chaetodon kleinii | |||
英 名 | Klein's coralfish / Sunburst butterflyfish | |||
分 布 | インド洋や西・中部太平洋 | |||
生息環境 | 岩礁やサンゴ礁域など | |||
全 長 | 14~18cm 程度 | |||
備 考 | 背びれ・13~14棘20~23軟条、しりびれ・3棘17~20軟条 |
ミゾレチョウチョウウオはインド洋や西・中部太平洋などに分布しているチョウチョウウオの仲間で、国内では千葉辺りより南に分布している。 体は円形で側扁し、体高は高い。 背びれとしりびれの後縁は丸く、吻は突出していて先は尖っている。 体色は体後半は黄色っぽいが、前半部は淡い色をしている。 頭頂部から眼を通り、腹びれの基部まではっきりとした暗色の横帯があり、腹びれは黒っぽい。 また、体側には網目模様が見られ、背びれやしりびれ、尾びれは黄色い。 多くは水深10~15m程度の浅いサンゴ礁域などに単独かペアで生息していて、ポリプを食べる。 また、岩礁域などでも見られるが、岩礁域のものは底性動物を食べるほか、ハワイなどでは水深60m程のところでも見られる。 寿命は、自然下で3~5年程度と考えられている。 ミゾレチョウチョウウオは食用に利用されることはないが、体色がきれいなことから、アケボノチョウチョウウオやウミヅキチョウチョウウオなど、他のチョウチョウウオの仲間と共に観賞用に利用されることがある。 |
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