ソメワケヤッコ

ソメワケヤッコ ススズキ目・キンチャクダイ科

ソメワケヤッコ

ソメワケヤッコ 1ソメワケヤッコ 2ソメワケヤッコ 3ソメワケヤッコ 4

標準和名 ソメワケヤッコ
分 類 スズキ目・スズキ亜目・キンチャクダイ科・アブラヤッコ属
学 名 Centropyge bicolor
英 名 Bicolor angelfish
分 布 西太平洋の熱帯部
生息環境 サンゴ礁や岩礁域など
全 長 12~15cm 程度
備 考 背びれ・15棘14~15軟条、しりびれ・17~18軟条
ソメワケヤッコはキンチャクダイの仲間で、奄美諸島より南の南日本や、西太平洋の熱帯部に分布し、幼魚は相模湾や紀伊半島などでも見られる。

体は側扁し、体色は鮮やかな黄色と濃青色にはっきりと分かれている。
体の前半分は黄色いが、後ろ半分は濃青色をしている。
また、頭部背側から眼にかけても、はっきりとした黒色や濃青色の横帯が見られる。

背びれは体側中央辺りから後が濃青色で、しりびれも同色をしている。
胸びれと尾びれは黄色いが、尾柄には濃青色の後に白色の横帯がはいっている。

水深数mから20m程度のサンゴ礁や岩礁域、その外縁の斜面などに生息し、主に付着藻類などを食べる。
つがいやハーレムで見られることが多く、小型の甲殻類なども食べる。

ソメワケヤッコは食用として利用されることはないが、特徴的な体色から、シテンヤッコなどと共に観賞用として利用される。

●キンチャクダイ科の魚類へ
●このページの先頭へ
ソメワケヤッコ 5 ソメワケヤッコ 6 ソメワケヤッコ 7