パウダーブルーサージョンフィッシュ ススズキ目・ニザダイ科 |
標準和名 | パウダーブルーサージョンフィッシュ | |||
分 類 | スズキ目・ニザダイ亜目・ニザダイ科・ニザダイ亜科・クロハギ属 | |||
学 名 | Acanthurus leucosternon | |||
英 名 | Powderblue surgeonfish / Powder blue tang | |||
分 布 | インド洋など | |||
生息環境 | 岩礁域や珊瑚礁など | |||
全 長 | 20~30cm 程度 | |||
備 考 | 背びれ・9棘28~30軟条、しりびれ・3棘23~26軟条 |
パウダーブルーサージョンフィッシュは、アフリカ東海岸からアラビア海、ベンガル湾を経てオーストラリア西海岸まで幅広く分布しているニザダイの仲間で、大きいものでは50cm程に成長する。 体は楕円形で強く側扁し、尾柄には二ザダイに見られる棘がある。 口は小さく、くちばし状になっていて、尾びれの後縁は湾入している。 体色は鮮やかな濃青色で、背びれや尾柄などは黄色い色をしている。 また、頭部は暗い青色で、頭部を囲むように、胸びれを通る白い帯がある。 腹びれやしりびれ、尾びれなどは白っぽいが、尾びれの周りは、頭部と同じような暗い青色の帯で囲まれている。 水深25m辺りまでの沿岸の浅い岩礁域や珊瑚礁域などに生息していて、主に藻類を食べる。 普段は単独で見られ、縄張りをもった生活をしているが、藻類など、食べ物が多いところでは、時に大きな群れをつくることもある。 また、繁殖はペアで行われると言われている。 パウダーブルーサージョンフィッシュは食用に利用されているが、国内では、体色がきれいなことから観賞用に利用されることがある。 |
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