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レッドモキ スズキ目・タカノハダイ科



レッドモキ


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標準和名 レッドモキ
分 類 スズキ目・スズキ亜目・タカノハダイ科
学 名 Cheilodactylus spectabilis
英 名 Red moki
分 布 南西太平洋など
生息環境 浅いサンゴ礁域や岩礁域など
全 長 30~60cm 程度
レッドモキはタカノハダイの仲間で、ニュージーランドやオーストラリア南部などの南西太平洋に分布している。

体は側扁していて、銀白色や褐色がかった銀白色の体色に、体側にははっきりとした7~8本の暗色や暗いオレンジ色の幅広い横帯がある。
背びれの基底は長く、尾びれは二叉しているが、タカノハダイのように斑などは見られない。
また、唇は厚く、鱗は硬い。

浅いサンゴ礁域や岩礁域などに生息しているが、水深50m程のところでも見られ、甲殻類やウニなどを主に食べるが、ワーム類や海藻なども食べる。
岩の割れ目などにいることが多く、群れをつくることはなく、普通は単独で生活し、縄張りをもった生活をしている。
縄張りの広さは、多くは数百㎡程と言われていて、生涯をその中で過ごすと考えられている。

また、レッドモキは成長は遅いが寿命は長く、40年程度の寿命をもっていると言われている。
中には59年という長い寿命をもったものも報告されていて、大きいものでは全長1m程に成長する。

レッドモキは釣りなどで獲られ、食用に利用されることがある。
白身の魚で、焼き物や揚げ物などに利用される。