カナリーロックフィッシュ カサゴ目・フサカサゴ科 |
標準和名 | カナリーロックフィッシュ | |||
分 類 | カサゴ目・フサカサゴ科・メバル属 | |||
学 名 | Sebastes pinniger | |||
英 名 | Canary rockfish | |||
分 布 | 北東太平洋 | |||
生息環境 | 岩礁域など | |||
全 長 | 30~50cm 程度 | |||
備 考 | 背びれ・13棘14~15軟条 | |||
カナリーロックフィッシュはアラスカからカナダを経て、アメリカ合衆国のカリフォルニア州辺りにかけて分布しているメバルの仲間で、アカメバルやシロメバルなどと同じフサカサゴ科に属している。 体は側扁していて、体色は灰色や銀色のような感じで、オレンジ色や明るい黄色の斑が見られる。 また、頭部には3本程のオレンジ色の筋があり、その内1本は目を通っている。 各ひれはオレンジ色で、側線ははっきりとしていて灰色に見える。 沿岸から沖合いにかけての岩礁域に生息しているが、桟橋や石油プラットホームなど、人口構造物などがあるところにも生息している。 水深90~270m程の所に多く見られるが、水深800m程のところでも観察されていて、大きいものほど深いところで見られる。 底性の魚で、緩やかな群れをつくって生活し、小魚や甲殻類、オキアミやカイアシ類などを食べる。 カナリーロックフィッシュは美味しいものとされ、食用に利用されているが、大型のメバルで、大きいものでは体長75cmを超え、体重も4.5kg程に成長するものもいる。 尚、メバルの仲間はカサゴ目・フサカサゴ科に分類されているが、スズキ目に新たらなメバル科を新設して、スズキ目・メバル科として扱われることもある。 フサカサゴ科の魚類へ / このページの先頭へ |