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ソトイワシ ソトイワシ目ソトイワシ科



ソトイワシ


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標準和名 ソトイワシ
分 類 ソトイワシ目・ソトイワシ科・ソトイワシ属
学 名 Albula forsteri / Albula neoguinaica
英 名 Longjaw bonefish / Bana fish
分 布 世界の温帯から熱帯域
生息環境 主として外洋性
全 長 70~90cm 程度
備 考 背びれ・15~19軟条、しりびれ・8~9軟条
ソトイワシは世界の温帯から熱帯域に分布し、国内では九州南部や琉球列島などの南日本に分布している。

体は細長く、背びれは体のほぼ中央についている。
下顎は上顎よりも短く、吻は突出しているが丸みがある。
眼には脂瞼が見られ、鱗は円鱗で剥がれやすい。

側線は完全で、尾びれは深く切れ込んでいる。
体色は銀白色で、鱗に沿って暗い縦縞が見られる。

主として外洋性で、水深90m位までのところに見られ、甲殻類などを食べると考えられている。
また、カライワシなどと同様、ウナギ目の魚類のようにレプトケファルス型幼生期(葉形仔魚)を経ることが知られている。

ソトイワシは他の魚に混じって定置網や底引き網などで獲られるが、小骨が多く、食用として流通することはない。

尚、ソトイワシは「イワシ」と名前についているが、マイワシなどのようにニシン目に属するのではなく、ソトイワシ目に属している。