ニシキアナゴ スウナギ目・アナゴ科 |
標準和名 | ニシキアナゴ (錦穴子) | |||
分 類 | ウナギ目・アナゴ科・チンアナゴ亜科・シンジュアナゴ属 | |||
学 名 | Gorgasia preclara | |||
英 名 | Orange-barred garden eel / Splendid garden eel | |||
分 布 | 西太平洋など | |||
生息環境 | サンゴ礁周辺の砂底など | |||
全 長 | 40cm 程度 |
ニシキアナゴは南西諸島やフィリピン、モルジブなどに分布している小型のアナゴで、橙色の体色に、体側にははっきりとした白色の横帯がリング状にはいっている。 体はかなり細長く、眼は大きい。 サンゴ礁などの周辺の砂底に生息し、潮通しのよいところで群れで生活している。 チンアナゴなどと同じで、常に砂底に身を隠していて、頭だけを砂から出して、体は砂の中に隠れている。 遊泳することもなく、移動する時は砂底を這うようにして移動するが、滅多に全身を現すことはない。 流れてくるプランクトンなどを食べるが、潮の流れに合わせて体の向きを変えることから、英名で「garden eel・ガーデンイール」と呼ばれることもチンアナゴと同じである。 ニシキアナゴを食用に利用することはないが、体色が綺麗なことから、観賞用として利用されることがある。 また、自然下での寿命は3~6年程度と考えられている。 |
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